微笑み時間
震災後、本の中に現実逃避の場所を求めて書店へ足を運び、本をパラパラめくるも内容が全く頭に入ってこない。
そんな中、ペパーミントグリーンのバケツの中で気持ちよさそうに寝ているにゃんこの表紙が目に飛び込んできた。
写真集 『 SMITTEN 』 (Rachael Hale 著)
サブタイトルは 「子ねこに夢中!―ハッピーになるための子ねこガイド」
笑みを浮かべながらまるで、世の中にはなんにも心配事が無いかのように寝ている姿は、ず~っと眺めていても飽きることがない。
しばしの間現実逃避。
それぞれの写真には有名、無名人の格言、ことわざが添えられている。
↑ The best way out is always through.―Robert Frost
「逃げ出すために一番いい方法は、突き抜けることだ。」
↑ 思わず、“ かわいくなっ! ”と言ってしまう程かわいい、このにゃん、名前はハンキ―ドーリー、生後12週。
巻末には、それぞれの写真に載っているにゃん達のプロフィールと撮影時のエピソードが掲載されている。
「極上のクリームを手に入れたねこ!でも、かなり水で薄められたミルクでした。ミルクに舌を付けていない状態を撮影できたのはラッキーでした。顔を上げてもらうためにあらゆる手段を使っておだてながら撮影を完了したのでした。」
↑ Stressed is desserts spelt backwards.
「ストレスが溜まる( STRESSED )を逆さまにすると、おいしいデザート( DESSERTS )となる。」
そっかぁ~!どーりで最近おやつの量が増えたわけだ!!
ジャケ買い
バレンタインデイが近づき本屋さんの一角にもバレンタインコーナーが出来ていた。
そんな中で見つけた本2冊。
またまたジャケ買い。
カラフルな表紙、コロンとしたかわいいフォルムのマカロンに魅かれて。
実用レシピ本としてではなく、写真集として。
1冊目は 『マカロンとパリの焼き菓子』
ページをめくるたび色とりどりのマカロンが… 眺めているだけで嬉し楽し気分。
マカロンと一口に言っても、フレンチスタイル、イタリアンスタイルがあったり、地方によっても異なったスタイルがあるらしい。
その歴史から、フランス各地のマカロン味比べなど、マカロン情報が満載の1冊。
もちろん、レシピ本なので生地の作り方、クリームの作り方が工程写真付きで懇切丁寧に書かれている。
間にはさめるクリームのバリエーションの豊富さに驚く。
2冊目は『Macarons』サブタイトルがマカロンスイーツ&マカロンバーガー。
とっても


中身も期待を裏切らず、どのページをめくっても色鮮やかでとても可愛らしい。
基本、見開き1ページに1つのレシピと写真が載っている贅沢な構成。
まさに写真集というか、作品集といった感じ。
マカロンの可愛さもさることながら、撮影に使われているプレート、クロス、その他の小物の配置、配色が絶妙。
さて、この本のサブタイトル(…&マカロンバーガー)
何のこと?と思いつつ読み進めていくと、ページ後半にアレンジ編としておかず系(?)マカロンが出ている。
ほんのり塩味の生地で作るのだそう。
サラダやハンバーグ、シーフード等を挟んで。
なにもマカロンじゃなくても…とも思うのだが、パーティーなどでは見た目の可愛さで話のネタになりそう。
そんなことを考えながら、傍らの買ってきたマカロンを食しつつこれらの写真集を眺める…至福のひと時。

ricotto次回のオープンは2月13日(日)
10:00-18:00
31日
ジャケ買いした本。『ヨーロッパのレース手帖』(ピエブックス)
革の手帳にアンティークレースがコラージュされている表紙。レース 好きにとって手に取らないわけにはいかなかった。
まんまとのせられている。
購入したのは1年以上前だが、ricottoで扱う商品に当然のことながらアンティークレースが リストアップされているので、商品知識を得るために再度この本を開いてみた。
↓ 【歴史、物語の章】 様々なレースの持つ歴史や物語が分かりやすく解説されている。それを知ることによって、以前よりももっと手持ちの レースに対する愛着が湧く。ただ困ったことに、お店の商品として集めたレースに対しても愛着が湧いてしまい…手放しがたい。(笑)
↓ 【レースの種類の章】 レースによく使われるモチーフや種類がそれぞれ写真付きで載っている。
↓ 【ショップ案内の章】 国内のこだわりあるレース専門店や、取り扱いショップが地図付きで紹介されている。
その他にもレースの活用法やディスプレイ方法等のお役立ち情報満載。レース好きにはたまらない1冊。

SHOPオープンまであと31日
可愛いレシピ本
アメリカにいた時に購入した本。本屋さんの片隅のSALEコーナーで発見。確か7ドル位だったかと。表紙の白とブルーのチェックに魅かれ手にとると、中身はオールフルカラーの可愛いレシピ本。
その頃の私は、アメリカでの大味(ケチャッピー&チーズィーな味)で肉々しい食事に飽き飽きしていたのでレシピ本を買うつもりは全くなかったのですが、中を見ると草々しい料理(野菜やハーブ)が多かったのと、何といっても挿し絵、配色の綺麗さに加え、レタリングの可愛さに即買いを決めました。
レシピだけではなく、所どころにハーブやガーデニング、作者のライフスタイルについてのエッセイも含まれていて読み物としても面白い。
ただ1つ驚いたことは、レシピ本なのに材料や作り方は書いてあるものの、出来上がりの写真や絵がほとんど載っていないこと。レシピ通りに作っても、ホントにこれでいいのかな???と思いながら”これでいいのだ。”と言い聞かせて食べてたりしました。
この本に限らず、アメリカの料理本には写真が少なく素っ気ないものが大半。つくづく日本の料理本って至れり尽くせりだなぁと思ったものです。1つ1つに出来上がりの写真が付いていたり、材料の切り方や調理の手順が連写式に載っていたり。当たり前のように読んでいたので、軽いカルチャーショックでした。
この本の中から簡単レシピを1つ…”お豆のサラダ“(6人分)
大豆(ドライパック)…220g
セロリ(みじん切り)…1カップ
玉ねぎ(みじん切り)…3/4カップ
パセリ(みじん切り)…1/2カップ
オレガノ(ドライ)…小さじ2
ツナ缶(ノンオイル)…1
*ドレッシング*
オリーブオイル…大さじ4
ワインビネガーまたは普通の酢…大さじ4
にんにく(つぶす)…好み
アンチョビ(みじん切り)…3枚
塩…小さじ1/2
こしょう…たっぷり
全て混ぜるだけの超簡単レシピ。お酒がすすみます。お試しあれ
